2年間英語喉をやり続けて分かったこと
この記事では私が2年間取り組んできた英語喉という発音メソッドについて、その経験を共有したいと思います。英語喉メソッドを始めたきっかけ、学習の過程での気づきや改善点そして実際に効果を感じた瞬間など、学びの軌跡を紹介していきます。特に、ネイティブの自然な英語の聞き取りに自信のない方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。
CD2枚・音声DL付 英語喉 50のメソッド | 上川 一秋, ジーナ ジョージ |本 | 通販 | Amazon
はじめに
英語喉を始めたきっかけは何？
きっかけは、オンライン英会話でネイティブ講師の自然なスピードで話す英語の聞き取りに苦労していた事です。学習者向けの英語は聞き取れていたものの、ネイティブ向けのコンテンツ映画やドラマでは聞き取りができず、英語の上達が停滞しているように感じていました。
そんな時に英語喉が効果があるという情報を得て、試してみることにしました。実は8年前、英語学習を始めた時に英語喉のことは知っていて、英語喉のYouTube動画で発音の練習をしたことがありましたが、その時は何が良いのかピンときませんでした。しかし、今回改めて英語喉に取り組んでみると、自分の英語の聞き取りが向上していくのを感じることができました。
1. 2年間英語喉をやり続けて分かった事とは？
2年間英語喉を続けて分かったことは、様々な気づきがあったものの、最終的に行き着いたのは日本語と英語のリズムの違いです。
日本語と英語は、シラブル（音節）のリズムが全く異なります。英語のリズムを自分の体に取り入れることで、発音が改善されるだけでなく、聞き取りにも影響があることがわかりました。
そのため、英単語の個々のシラブルのリズムに気づくことが、英語の発音の上達に繋がり、さらにリスニングの向上にもつながります。
英語のシラブル、リズムを感じるとるには？
シラブル、リズムを感じるには英語喉メソッドで提唱されている2ステップ音読があります。これは、最初にゆっくりと単語のシラブルを意識しながら、お手本に従って発音し、その後に通常のスピードで発音するという方法です。これを繰り返すことで、徐々に英語の単語のシラブル、リズムを感じ取ることができました。
次に、文章全体のシラブル、リズムも意識することが重要です。まずは、単語のシラブルを意識しながら、次に文章全体のシラブル、リズムにも注意を払って聞き、それを真似することに集中しました。これは現在も続けています。
また洋楽を聴きリズムに乗って歌うことも楽しみながらできる方法だと思います。
日本語のリズムが長年染み付いているため、すぐに英語のリズムに変えるのは難しいです。ある程度時間をかけて取り組む必要があるので、現在もしっかりと取り組んでいます。
2. 英語喉メソッドを学ぶのにどのくらい時間かけた？
私は英語喉メソッドを学ぶために、まずKaz先生のオンラインレッスンを受けました。オンラインレッスンは2回あり、私の発音をKaz先生にチェックしてもらいました。その後、最初の1年間は、英語喉のYouTubeの無料動画と英語喉の本を利用し、毎日1レッスンずつ行いました。これが日課となり、約1年間続けました。
その後、有料のオンラインコースに移行し、同様に1年間続けました。
3. 英語喉を始めたときの状況ってどんな感じだった？
英語喉を始めた時の状況は、発音に関してKaz先生にチェックしてもらったところ、まあまあ音は出せていたけれども、出せていないところもたくさんありました。その指摘をもとに、意識しながら練習をしました。
驚いたのは、初回のレッスンを時1時間受けた時、ネイティブの英語の聞き取りが難しいという問題を抱えていた私が、その1時間でいろんな発音練習をした結果、レッスンの最後にアメリカのラジオ局の音を聞かせてもらった時、その聞こえ方が全然違っていました。
もちろん、言っていることの意味は理解できていなかったんですが、音として英語が入ってくるという感覚を初めて感じました。この事で英語喉メソッドをやっていくと、いろんなところに効果が出るという確信を最初のレッスンで得られました。そのことが今まで続けて来られた要因の1つだと考えます。
4. 学習方法はどんな風に進めてたの？
学習方法について説明します。最初の1年目は英語喉の本と、それに加えてYouTubeの無料動画を使いました。具体的には、まず英語喉本1レッスンを読む。そして、そのレッスンのYouTube動画を見て、動画内で先生が説明してくれているポイントを聞き、先生が示す英語の発音を真似てみるということを動画を見ながら行いました。
さらに、各レッスンに音源が付属しているので、その音源を聞き、音声を聞きながらそれを真似して発音するということを1日1レッスンずつ進めていきました。これを1年間継続。
2年目からは有料のオンラインコースを利用しました。オンラインコースでも、基本的な進め方は同じで、1日1レッスン、動画を見て発音のポイントを学び、それを真似て発音するという形で進めていきました。
5. 無料のYouTube動画と有料のオンラインコースの主な違い
無料のYouTube動画は本が出版された当時のものですが（2013年）それでも各レッスンについて詳しく説明してくれています。そのため、これだけでも十分に英語喉の学習が可能です。
一方、有料のオンラインコースでは、Kaz先生が10年以上にわたって英語喉を教えてきた経験から得られたコツやアドバイスなど、さらに深い内容が解説されています。つまり、有料のオンラインコースでは、より具体的で詳細な学習が可能となります。
私の個人的な感覚としては、最初はYouTubeの無料動画でも十分に学べると思います。そして、さらに深く学びたい場合や、より具体的なアドバイスが欲しい場合には、有料のオンラインコースを利用すると良いと思います。
6. 英語喉メソッドを学ぶ上で効果的だった方法は？
英語喉メソッドの学習において、特に効果的だった方法は、ネイティブのコンテンツをできるだけ聴き、聞こえてきた単語やフレーズを声に出して言うことでした。これは、聞き取り能力の向上と同時に、発音練習にもつながります。
また、意味のわからない単語が聞こえてきた時には、それをそのまま発音して、その単語を検索し、意味を理解しました。これにより、自然と語彙が増えました
これらの方法は、英語喉メソッドの練習にとても役立ちました。特に、自分が聞こえた単語やフレーズを声に出して言うことは、英語の音に慣れるために非常に有効でした。このことがリスニング力向上につながりました。
またポットキャストを聴く時は意味理解より、話し手の英語のリズム、イントネーションにフォーカスしました。音楽を聴くようにです。これによって英語のリズムを体に浸透させました。
7. 英語力が上がったおかげで、どんなシーンで活躍できた？
英語喉の練習でリスニングが向上したとき、最初に実感した変化はオンライン英会話のレッスンでした。以前は聞き取りに苦労していたネイティブ講師の英語が、はっきりと聞こえる、英語の音をキャッチできるようになりました。私にとってこれは本当に大きな変化でした。相手が何を言っているかがわかると、自然にそれに対する返答もしやすくなるんです。
さらに、知らない単語を聞き取れるのでそれをそのまま発音して、講師に「これは何という意味？」と質問することができるようになったんです。この事で以前よりもレッスンの質がぐっと上がったと感じました。レッスンがより深い内容になって、学びが濃くなった感じです。
8. 結局英語喉って何に効果あるの？
最初はポッドキャストを聞いていても、何が言われているのかほとんんど理解できませんでした。でも、毎日コツコツと聞き続けているうちに、聞き取れる量が増え、意味の理解も少しずつ深まってきました。その後、英語のパターンに気づくようになりました。たとえば、「この前置詞はこういう使い方をする」とか、そういう英語のパターンが自分の中に浸透していくのを感じました。これが「英語の脳」が形成されていく過程なんじゃないかと思いす。つまり、英語喉メソッドは、私たちが自然と英語のパターンを理解し、英語を思考する能力を育ててくれるんです。
9. 英語喉メソッドの改善点ってなに？
英語喉メソッドをやる上で自分の進捗をちゃんとチェックするのが難しいと考えます。基本的に自分で勉強するスタイルだから、自分の成長がいまいちピンとこない。Kaz先生からフィードバックをもらうには、けっこうなお値段がするオンラインレッスンに参加するしかないです。
自分の発音を録音して聴き返す方法もあるけど、やっぱり専門家のアドバイスって重要ですよね。もし英語喉メソッドにもっと気軽にフィードバックを得られるようなシステムがあれば、勉強のモチベーションも上がるし、成長も感じやすくなるんじゃないかなって思います.
10.まとめ: 英語喉メソッドとは
英語喉メソッドは、主に音に対する敏感さを鍛え、ネイティブの自然な英語をより聞き取りやすくすることでした。それができるようになったとき、自分の発音も段階的に改善され、意味理解も深まってきました。
ただ、これは一夜にして得られるものではありません。私の経験では、2年間コツコツと続けたことで、徐々に聞き取れる部分が増え、発音が上達しました。それと同時に、理解力も少しずつ向上しました。
英語喉メソッドに興味があって試してみるならすぐに結果を求めず、 少しずつ自分の進歩を感じ取ることを楽しみながらやってみてください。 一歩一歩 コツコツと 進んでいくことが大切なことです。
最後に
2年間、英語喉メソッドを毎日練習してきましたが、それができたのはやっぱり楽しかったからなんです。YouTube動画もオンラインコースも、何回も何周も見てそれでも新たな気づきがある。
それが本当に面白く興味深かったので、2年間続けることができました。今は一旦休憩していますが、また気持ちが向いた時に再開するつもりです。その時にまた新たな気づきがあるかもしれない、それも楽しみなことです。
これからの英語学習に対する意気込みとして、話せるようになりたいという欲望は全然色あせていません。日々のインプットした英語を、どうやって自分の言葉として使いこなせるか、それを重点的に練習していくつもりです。自分の思っていることを自由に表現できるようになりたい。これからも引き続き楽しく好奇心を持って英語練習継続していきます！
