55歳主婦の沖縄一人旅:バックパッカー再デビューと体力作り
25歳の時に初海外一人旅でタイとシンガポールに行きました。
当時バックパッカーに憧れていた私は実家にあった布製のリュックを背負い出発しました。旅慣れてる感じの自分の姿にとても満足でした。荷物は最小にも関わらず何か困ったと言う記憶はないです。
若かったから何とかなるマインドが旺盛だったからかもしれません。
ただそれ以降はスーツケース派になりました。スーツケースを転がして颯爽と空港内を歩くのがカッコよく見えたからです。
たくさん荷物も入るし旅行期間が長い旅には特大スーツケースを使うよになりました。カナダとフィリピンに1ヶ月滞在した際は特大スーツケースを利用。一方であれやこれやと詰め込んだ割りには実際にそんなに活用しない物、服が結構ありました。
不安や心配があると荷物は多くなるのかもしれませんね。
これまでの経験から今ならはっきり言えます。旅の期間関わらず必要最低限のもので大丈夫と。必要なものは現地調達できますからね。
バックパック一つの旅の:必要最低限の荷物で旅するメリット
旅行に最小限の荷物で出かけるメリットはいくつかあります。
1、時間を有効に使える。空港で荷物を預ける必要がなく、したがって到着後すぐに移動ができる。
2、移動が格段に楽になる。エスカレーターやエレベーターがない場所で階段を使う際、スーツケースを持つよりも遥かに容易に移動できます。
3、荷物が少ないと整理整頓が簡単。必要なものをすぐに見つけられます。その結果、不要な思考をする必要がなく、余計なストレスがない。
4、荷物預けないのでバケットロスには無関係
デメリットは?
デメリットとしては、荷物が少ないとはいえ、長時間バックパックを背負って歩くと肩こりや腰痛の原因になる可能性があります。
デメリットを回避するために
旅行は健康第一なので、旅行中も体調管理を念頭に置くことが大切です。ストレッチやマッサージに行くなどのボディケアを行い、日頃から体力維持も行うことも大切だと思います。
若い頃はそんな事全く考えていなかったけど50代半ばになった今は日頃の積み重ねが
顕著に体調に関係してくるので、日々せっせと体力維持を意識しています。
私の場合は外出の際はなるべく階段を使います。また早朝ウオーキングに出かけて帰ってくる時にこの朝の一度だけ、住んでるマンションの階段を使います。最初は9階までの道のりはヒーヒー言ってましたが今は全く平気です。
また普段からリュックを背負って、2キロの水の入ったペットボトルを入れて持ち歩いています。バランスの良い食生活、良質な睡眠も大切ですね。プラス、ポジティブハッピーマインドを持つことも欠かせないなと感じます。
ダラダラとする時ももちろんありますが、日々の小さな積み重ねが習慣を作ると思うので旅行を楽しむために健康維持心がけています。
まとめ
たまに行く夫や妹との旅行も楽しいけど、やっぱり私は一人旅が好き。
自分のペースで行動できる自由、新しい出会いの機会にも恵まれる。
また何か問題が起きたときに、自分で解決する事は自己成長の機会となり、自分自身を豊かにしてくれます。
そして バックパック 1つでの旅をすることで 旅の楽しみ方も変わる。荷物が少なければ少ないほど心の荷物も軽くなり 思考をクリアに保つことができる。
という事で、これからも一人旅楽しみます!
55歳主婦の沖縄一人旅:海外観光客との出会いと多様性⑥
どのような場所や状況で海外観光客と出会うのか?
私が今回の旅で外国人観光客と交流したのは、「ガンガラーの谷」観光が終わり、市内へ向かうバスの時間まで少し時間があった時です。2回ありました。
近くのカフェに入ったところ、海外からの観光客らしきグループが目に入りました。彼らの隣の席が空いていたので、すぐにその席へ行きました。座る際、目が合った人に微笑みました。相手も良い感じで微笑んでくれました。
彼らが話している言語は英語でもイタリア語でもフランス語でもなく、私にはわからない言語でした。そのグループは年配のお父さんとお母さん、その娘、そして娘の息子といった家族のようでした。
しばらくした後、隣に座っていたお母さんと目が合ったので、「ハロー」と笑いながら言いました。彼女が「イエス」と言ったので、その流れで「Where are you from?」と聞きました。そしたら娘さんが日本語で「ドイツから私を訪ねてくれた」と教えてくれました。
その後、私は娘さんと日本語でスモールトークを楽しむことができました。おそらく、ご両親は英語が得意ではなかったのかもしれません。
バスの時間が来たので、私は彼らに「Have a nice trip」と言ってカフェを去りました。娘さんとその息子さんとのちょっとしたスモールトークはとても楽しかったです。
久しぶりの海外の人とのコミュニケーションだったので最初若干緊張したけど
すぐに感覚を取り戻せました。
2回目の海外観光客との出会いはバス停でバスを待っている時でした。これは予想外の展開でした。
バス停に行くと年配のご夫婦がいました。昼下がりの時間帯で気温も上がり暑かったので「暑いですね〜」と日本語で言いました。二人とも見た目日本人だったからです。
そしたら奥さんが「 We don't understand Japanese because we are from the United States」と言ったのでこりゃまた失礼ということでそこから英語でスモールトークが始まりました。
台湾からアメリカに随分と前に移住し現在はリタイア生活で世界中の旅行を楽しんでいるということでした。
海外の人とこうしたスモールトークをすると初対面でも自分の経歴や家族のことが普通にシェアされるんですよね。なので私も自分の事、家族のことなどを話題に盛り込んでスモールトークするようにしています。
そうする事でほんの一瞬の出会いにも関わらず素敵な旅の出会いとして記憶に残ります。
余談になりますが、最近は人々の外見だけでは、その人がどこの国の出身か判断できないなと感じます。今や、国籍や文化的背景の多様性が一般的で、外見だけではそれを理解することができません。
私自身もちょっと面白い経験をしました。
地元のお店で買い物をしているときに、日本人のスタッフから英語で話しかけられた経験があります。そのお店はアジアからのお客様が多いらしく、スタッフは私をその一人と思ったようです
私自身英語を学びながら海外の人とコミュニケーションする中で気づいたこと、見方を変えたことがあります。
それは、どこの国の人?何人?よりも個人としてコミュニケーションをとると有意義な時間を過ごせるということです。
例えばこの人はアメリカ人だからこうだろう、インド人だから、フラン人だからと
固定観念、思い込みなどを持ち込んで話すと意外と全然違う事がたくさんあります。
逆も然りで海外の人が日本ってこう、日本人ってこうと思っていることが私自身には当てはまらないことが多々あります。
以上の事から人とコミュニケーションするときは「あなた」「私」という視点で接するようにしています。これは日本人同士でも言えることですね。
ただどうしても日本人同士だと固定観念が働きやすいです。同じ民族で同じ習慣を持っているからあなたも私と同じ意見でしょう。と知らず知らずにそのマインドセットでコミュニケーションしてしまいがちです。
これはその都度気をつけるし、相手が私に対してそのようなマインドを持ってると感じた時は、しっかりと自分の意見を言うようにしています。
あなたはそうゆう考えなのね、私の考えはこうです。と言ったように。
そうすると相手の人は「えっ?」と言うようなリアクションをとるケースが多いです。
自分と違う価値観、意見を面と向かって聞く機会がないせいでしょうか。
ただ私はこれこそがコミュニケーションをとる中の楽しい興味深い、有意義な時間、クリエイティブタイムだと思うのです。
55歳主婦の沖縄一人旅:地元の人、他の観光客と出会い ⑤
どのような場所や状況で地元の人、他の観光客と出会うのか?
旅行中に地元の人や他の観光客と出会う際の私のお気に入りの技を紹介します。
それはバス停でバスを待っている時です。地下鉄や電車でももちろん良いですが、特にバス停は最高のチャンスです。外の歩道わきという開放的な空間が気軽に声を掛けやすさを増してくれるのかもしれません。
私がよく使う最初の言葉は「確認」です。つまり、「ここに行きたくて、何番バスに乗ろうと思っているのですが、ここで合ってますか?」という具体的な質問から会話を始めます。これは海外でも同様の方法を使います。
今回の旅では、初日に沖縄空港に降り立ち、ゆいレールに乗り換えるバス停で地元の女性に声を掛けました。
いつも通りここに行きたいのだけどこのバス乗り場であってますか?という具合に。
そしたら、たまたまその場所が彼女の実家のあるところで、その地域の由来を教えてもらえました。ネットでは得られない地元の人から聞く話は実に興味深かったです。
また、レストランやカフェ、居酒屋などで雰囲気が許せば、店員さんや隣にいる人に話しかけます。基本的には何かを尋ねることから会話を始め、その後スモールトークに移行します。
夕食時に訪れた居酒屋では他に客がいなかったので、客が来るまでの間店員さんと様々な話をしました。
例えば、彼が外国人客と英語でコミュニケーションをとることについてのトピック。
これは私の得意分野なので、少しアドバイスをしました。また、目上の人に対する接し方など、若干シリアスなトピックの時は何か忘れていた気遣いや敬意を、彼から学ぶことができました。
今回ではないですが、以前宮古島に行った時は居酒屋で隣の席の地元人と話が弾み、その後ナイトクラブに連れて行ってもらいました。彼らの宮古島方言が全く理解できなくて一緒にいた私の友人(当時宮古島在住)に通訳してもらったのも楽しい思い出の一つです。
他の観光客との交流も、私が旅行中に大切にしているアクティビティの一つです。今回の旅で一番印象的な場所「民謡酒場まさかや」で九州から来たシニアのご夫婦、大阪から来たラグビー青年2人と相席になり、それぞれが観光で訪れた面白かった場所などの情報を交換したりしました。
ただ、このお店では店主が非常に印象的、かつユニークで独特すぎたため、他の客とはそんなに積極的に話すことはありませんでした。
旅行中のコミュニケーションは大好きですが、相手の状況も感じながらコミュニケーションをとる事ももちろん大事なことだと思っています。
55歳主婦の沖縄一人旅:地元の人、国内海外の観光客との交流 ④
地元の人、国内海外の観光客との交流
旅行中に特に私が興味を持ってやることは、地元の人々や他の観光客との交流です。普段の生活では知らない人に話しかけることはほとんどありませんが、旅行中は逆に積極的にコミュニケーションを取るように心掛けています。
その理由は、ズバリ単純にそれが楽しいからです。
地元の人々と話すことで、彼らの視点から見たおすすめのスポットを知ることができます。また、他の観光客からは観光客ならではの視点でおすすめのスポットを知ることができます。
それぞれの人々のこれまでの経験や旅行の話を聞くことで、さらに、自分自身の価値観や視野が広がるので新たな視点を持つことができます。
また自分の経験、価値観を相手にシェアする事でそこで新たなアイディアが生まれることもあります。これがまた楽しい。まるで宝物を発見したような気分になります。
海外からの観光客とコミュニケーションを取ることで、先に述べた理由プラス英語力を試す機会にもなります。自分の英語力がどの程度なのかを把握し、どの部分を今後練習すればいいかを知ることができます。
つまり英語練習のモチベに繋がります
旅行は新しい場所を見るだけでなく、新しい人々と出会い、新しい視点を持つ機会でもあります。それが私が旅行中に積極的にコミュニケーションを取る理由です。
55歳主婦の沖縄一人旅:沖縄本島5日間の滞在スケジュール③
5日間の滞在中にどのような場所を訪れたのか?
滞在スケジュールは、移動日を除いて実質3日間でした。初日はガンガラーの谷を訪れ、その後の2日間は国際通り周辺をゆっくりぶらぶら散策しました。
ガンガラーの谷の魅力や見どころ
ガンガラーの谷を探索するためには、事前にネットで有料のツアーを予約する必要があります。大人一名の料金は2,500円、約1時間のツアーになります。
ガイドの方が色々と詳しく説明してくれ、特にツアーコースの後半に現れるガジュマルの大木は記念撮影の主要スポットでした。
私もその場で1枚撮影してもらいました。
緑に囲まれた森の中を散歩し、リフレッシュすることができたのは、とても気持ちの良い経験でした。
国際通り周辺散散策
今回の旅で食べたもの
今回の旅一番のディープな場所と人物
まとめ
久しぶりの一人旅だったので、何を見ても何を食べても、ただ歩いているだけでも
本当に楽しかったです。開放感に思いっきり浸ったという感じです。
次に続く。
55歳主婦の沖縄一人旅:旅行の計画と準備②
どのような交通手段を利用したのか?
私が住む北海道から沖縄への交通手段として、新千歳空港からピーチ航空の那覇直行便(3時間45分)を利用しました。前回10年以上前に沖縄を訪れた際は、直行便はなく、乗り換えを含め半日要しました。
当時はLCC(格安航空会社)のサービスもありませんでした。しかし今では、早めにピーチ航空のチケットを予約すれば、北海道からでも片道5000円からの格安チケットが購入できます。
今回の一人旅では、このような交通の進歩に感謝しながら、スムーズに移動することができました。本当に便利な時代だなと感じます。
宿泊先はどんなとこ?
今回の4泊5日の日程のうち最初の一泊目は、ガンガラーの谷の徒歩圏内にある1泊4,400円のコテージに宿泊。その後の3泊は国際通りにある1泊3,000円のキャビンホテルに滞在しました。
一泊目の宿泊先は「海ぬ風」というコテージです。ガンガラーの谷まで徒歩約15分という立地がここを選んだ最大の理由です。那覇空港からは、ゆいレールとバスを乗り継いで約1時間半ほどかかりました。
建物の外観は、個人の住宅敷地内にオーナーがDIYで作ったプレハブが設置。周辺は個人宅が点在し、とても静かな環境にありました。近くにはコンビニ等はなく、歩いて5分程度のところに飲み物や簡単な食材が買える商店が一軒だけありました。
このミニコテージの内装は、一人で滞在するには十分な設備が整っていました。2段ベッド、キッチン、冷蔵庫、トイレ、シャワー、エアコンが全て揃っていました。さらに共有スペースには洗濯機もあり、洗濯も可能です。
夕食と朝食を別料金でオーダーしました。オーナーの手作りで沖縄料理が盛り込まれたメニューでした。お味の方は可もなく不可もなく一般的家庭料理の味でした。個人的に沖縄料理全般に可もなく不可もなくという感じが私のイメージです。
先に言っちゃいますが今回の沖縄旅で一番美味しい!と感じた食事は帰りの沖縄空港国際便エリアのレストランで食べたボンゴレスパゲッティでした。ふわふわのシュレッダーチーズとトマトソース、そしてもちもちのパスタが絡み合って絶品。最後の最後に心から美味しい!と思うものを食べて大満足で帰路につきました。
コテージ宿泊以降の3泊は那覇市の中心部国際通りにあるキャビンホテルに宿泊しました。
リーズナブルな部屋タイプのキャビンルームに滞在。寝るだけなのでこのスペースで十分でした。ゆっくりしたいときは館内にある畳床のくつろぎエリアを利用しました。さほど混んでる感じもなくのんびりできました。
ただ1泊目の朝起きると腕に数箇所蚊に刺されたような後があり赤く腫れ痒みを感じました。前日の夜は何も無かったし、外出時は長袖を着ていたので蚊に刺されたとは思えません。
薬局に行きお店の人に見せると、「沖縄の蚊に刺されてもこんな感じにはならないね〜」と。もちろん体質もあると思いますが。もしかしたらダニかも?という話になり、とりあえずムヒをかってホテルに戻り、その事をホテルスタッフに伝え部屋を変えてもらいました。次の日以降は何も起こりませんでした。
続く
55歳主婦の沖縄一人旅:バックパック一つで自由な冒険と英語コミュニケーションの楽しさ①
はじめに
旅は私のパッションだ。今まで国内外を問わず様々な地域、国を訪れてきました。そして、それぞれの旅が私の視野を広げ、新たな体験と出会いをもたらしてくれました。
そんな私が一人旅を始めたきっかけとコロナ明け5年ぶりの一人旅、沖縄旅行について様々な角度から綴っていきたいと思います。
一人旅を始めたきっかけは?
私が最初に一人旅に出たのは、今からちょうど30年前、25歳のときです。目的地はタイとシンガポールに1週間。この旅をするきっかけになったのは、当時の仕事に疲れ果ててしまい、一時的に休息をしたかったからです。
当時私は新米の美容師として、朝から晩まで激務のサロンで働いていました。この生活で疲労感がピークに達し、何もする気力がなくなっていました。
美容師になるため実家を出て一人暮らしを始めたのは19歳のとき。子供の頃からの目標、美容師になるいう目的に向けて日々努力を重ねていました。激務にもかかわらず、意欲を持って仕事をしていたので、不満はありませんでした。一方でその生活には限界を感じ、心身ともに疲れ果てていました。
またちょうどその頃、親友が海外旅行で出会ったパートナーと結婚するという話を聞きました。それを聞いて海外旅行、特にバックパッカーとしての旅に興味を持つようになりました。それが、私が一人旅をすると決めたタイミングでした。
初めての海外一人タイ、シンガポールの旅は本当にエキサイティングで、今でも鮮明な記憶として心に残っています。驚きの連続で、この経験についてはまた別の機会に詳しく書きたいと思います。そんな一人旅がきっかけとなり、以来私は国内外問わず様々な地域を訪れることになりました。
55歳主婦が沖縄を選んだ理由は?
私が沖縄を選んだ理由は、いくつかあります。まず、国内旅行を選んだ背景として、これがコロナ明け、5年ぶりの一人旅であるため、様々なルールが変更されていると思いました。たとえば、空港での各種手続きなど。その新しい状況をまずは国内旅行で経験し、海外旅行に行く前に慣れておこうと思ったのが一つです。
沖縄を選んだ理由は、3つあります。1つ目は、ガンガラーの谷に行きたかったから。これは、あるウェブサイトでガンガラーの谷が紹介されていたのを見て、そこにある古いガジュマルの大木を見たいと思ったのが最初のきっかけでした。
2つ目の理由は、今後バックパック一つで旅行しようと考えていたため、どの程度の荷物を持って行けば、重さ的に自分の体に負担なく旅行できるかを試したかったからです。沖縄は気候が暖かいので、衣類の量を減らせると考えたのも理由の一つです。推奨されている体に負担のないバックパックの重さは体重の10%。私の場合は5~6kgが目安なのでそれに従いました。
最後に、3つ目の理由として、沖縄は海外からの観光客が多く訪れる地域であり、英語でコミュニケーションする機会があるのではないかと思ったからです。実際に、そのような機会がありました。この英語でのコミュニケーションは、英語学習者としての私の醍醐味の一つであり、とても楽しかったです。
続く